空き家の維持管理

空き家修繕では、現状を大きく変えるのではなく、現状をなるべく維持しながら近隣や社会に迷惑がかからぬよう、できるだけコストを抑え、管理・修繕していく方法をご提案していきます。
もっとも重要なことは、
◆古くても清潔感があり整理されていること
◆定期的に人の手が入っていること

です。

空き家問題は、特に日本で深刻な社会問題となっています。少子高齢化や人口減少が進む中で、都市部と地方の人口移動や住居需要の変化が原因となり、多くの住宅が空き家として放置され
ています。この問題は、地域社会にさまざまな影響を及ぼしています。
こうみでは微力ながら地域の社会問題でお役に立ちたいと考えております。
近年の異常気象、強風・大雨などによる建造物への少なからぬ影響、留守であることの防犯上の問題、植物等の近隣への迷惑などを重視しております。
定期巡回(例1 回/ 月) 定期的な巡回調査・軽作業(隣地へのはみだし枝カット等)
異常気象後の迅速な巡回 報告定期巡回が最良と考えます。定期的に監視・調査することで大きな事故・損失・近隣の方への
ご迷惑に至ることを未然に防ぎます。
計画的に年に1,2回でもプロの作業として皆様の管理作業を補うことも十分効果的と考えます。

作業内容

外回り


草刈り 植木の剪定・伐採  隣地迷惑植物の整理 不要枝・不要木撤去  ベランダ 瓦屋根 雨漏り補修

◆草刈り 草対策
定期的に伸びすぎた草を刈る。除草剤で枯らす。防草シート・コンクリートで草が生えないようにする。
◆植木剪定 伐採
隣地や道路へ伸びた枝を伐る。敷地を暗くする、建物に接触する枝・樹木をカット。
場合により根元より伐採。大きくなり過ぎた木、もはや手入れができない木を処理。
植木・危険木(大木等)の除去
◆危険ブロック塀修理(ケースにより補助金あり)  
古い大谷石の塀修繕
劣化してヒビが入っている。傾いている。崩れてしまっている。
道路・隣地に倒れる危険性。隣地や通行人に迷惑をかける可能性。
 ・撤去して積みなおす。
 ・別の工作物へ変更。
 ・現状から危険性を取り除き、修繕。
◆フェンス修繕 
古くなり劣化が進んだフェンス。傾いた高尺フェンス。フェンスが必要か否か。
 ・撤去
 ・修繕
 ・新規 
◆不要物撤去
庭・通路・駐車場に放置
残置物は汚く不快なケースが多く、さらに人を寄せ付けない原因になります。
普段人がいないからこそ、敷地内はクリーンに保つ必要があります。
 植木鉢、不要な土回収、ブロック、自然石、金属類、木材ゴミなど


建物まわり

◆雨漏り修繕
建物を劣化させる一番の原因となります。将来的に大きなコストにつながる可能性があります。部分修繕で済む、早めの対策・予防が必要です。
◆屋根補修
瓦等のずれ、破損による屋根の不備は雨漏りへとつながります。
台風等による荒天の影響は壊れた箇所から広がります。早めの対応が必要です。
◆外壁塗装
屋根と外壁の塗装を適宜行うことは、建築物維持におおきな役割を果たします。しかし、コストも大きいのでいつ、どの部分を、どのくらいの規模で行うか、専門家の判断が重要になってきます。
◆シロアリ消毒
発生しているものに関しては一刻も早い駆除が必要です。そうでなくとも予防消毒は5 年の安心につながりますので、点検・整備は大変重要だと思われます。
◆害獣 ハクビシン等害獣侵入口の補修、侵入経路対策
スズメバチ等害虫、巣をつくらせないよう監視、春先の対策
近年、植栽・建物まわりの荒れた空き家が害獣・害虫の発生源となるケースが非常に増えています。自分の家だけでなく、近隣に対して大きな迷惑になり、大変危険ですので早めの対応と予防措置が重要です。
普段から予防措置と定期チェックをすることで防ぐことができます。
◆防犯対策 空き巣 その他
最近では都市部だけでなく、人が少ない郊外の空き家が狙われるケースが増えています。近隣との連携が一番大事ですが、空き家の場合なかなか難しいケースも多く、まずは自分でできる防犯対策に努めることが大事であると思われます。
 ・建物 庭の見える化(植木 リフォーム対策)  
 ・防犯カメラ  表示だけでも効果あり
 ・センサーライト
 ・鍵の交換  ピッキング防止鍵への交換
 ・窓フィルム
 ・いざという時のために火災保険 地震保険のご案内
    
◆床の張替え
湿気やシロアリ被害による傷んだ床の張り替え
◆漏水修理
長く時間がたつと配管自体が老朽化し、漏水を起こします。使用してもいないのに高い水道代請求にもなりますので注意が必要です。
◆通風口チェック 床下湿気対策
建物が長持ちするように対策します。
ウッドデッキ下ネコガード
◆定期巡回
空気の入れ替え
悪天候後・自然災害(台風 地震 強風 大雨)後の迅
速な見回り

その他、お困りのことがありましたらご相談ください